鍵を紛失しても困らない準備とは。

皆さんは何か大切な物を失くしてしまったことはないでしょうか?よく小さい子供などは、「お母さん、ハンカチなくした」と言い出し、親が「どこでなくなったか分る?」と聞いても結局出てこなかったりしますが、この「物の紛失」については成人していてもだれしもが起こし得る失敗です。
実際僕も既に20歳を迎えていますが、一人暮らしをしている賃貸アパートのカギを一度紛失してしまったことがあるのです。このカギの扱いについては、自分でも「これを失くしたら家に入れなくなる」と思っていたので非常に大切にしていたのですが、結局気が付いたらいつの間にかどこかにいってしまっていました。

このトラブル以降、僕はこの手の紛失に対して「いくら大事にしていても、失くす時は失くす」という心構えを持つに至りました。
そして、「鍵を紛失しても困らない準備」として、いったいどんなことが有効なのかということを考え、結果次のように備えておくことにしたのです。

まず、「カギが1本しかない」というのは論外です。大家さんに了解を得てからの形にはなりましたが、僕は新しく借り受けたカギをコピーしておくことにしました。
そして、そのスペアキーを電車で2駅のところに住んでいる祖父の家に預けることにしたのです。こうしておけば、先にご紹介したような「カギを失くして家に入れない」というどうしようもない事態は避けることができます。

人間は失敗する生き物だと言われていますが、大切なのは「失敗してもリカバリーできるよう準備しておくこと」なのだと学んだ僕なのでした。